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2007年6月21日 (木)

石造閻魔大王像、司命像、司録像

さいたま市北区日進町3丁目(旧足立郡西谷村)の阿弥陀堂墓地に、石造の閻魔大王像、司命像、司録像がある。

台石正面に、
    奉造立焔魔
    
法王司命司
    録三界万霊
    有縁無縁為
    平等利益也

    正徳二壬辰天 (1712)
    霜月十六日
     施主
    善心淨閑比丘 

    高橋善右衛門
    同   内儀?
とある。

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さいたま市には他に、大宮区の四恩寺にある、土手の阿弥陀堂に石造閻魔大王像があるが、極めて珍しい。

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  (土手の阿弥陀堂)
   

また、西谷阿弥陀堂墓地には、この閻魔大王像と向き合って、同年に同じ善心淨閑が建てた地蔵像がある。

敷茄子に、

  願主
    善心淨閑
    正徳二壬辰年(1712)
   奉造立地藏尊
    七月吉日
    西谷村惣施主
    為後生菩提也
    外江戸おひめ
とある。

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2007年6月 2日 (土)

金剛寺境内熊野・稲荷社石灯篭追記

さいたま市北区宮原町の、金剛寺境内熊野・稲荷社石灯篭について前々回記したが、これに追記する。

安政2年(1855年)には江戸大地震があり、翌安政3年(1856年)には大風雨(おそらく台風)があった。大宮近辺でもかなり被害がでた。
向って左側の灯籠はこの時崩壊して安政5年(1858年)に再建したものかもしれない。
基礎と竿の石質が違うように思われるので、基礎は竿に記されている安政5年ではなく、天保5年のものという可能性もなくはない。それによっては瞽女いのの活動年代に大きな差がでてくる。

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2007年6月 1日 (金)

掻き揚げ田

大宮台地周辺には泥深い湿地が多数あり、耕地化するのがかなり困難であった。そこで考え出したのが、周囲の土を掻き揚げて耕地化する方法であった。その形状から簀の子とか掻き揚げ田といった。
かつてはあちこちに見られたが、現在は耕地改良が進み、ほとんど見られない。
写真のものは、さいたま市北区今羽町の芝川沿いにわずかにその面影を留めている掻き揚げ耕地である。
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