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2006年12月 4日 (月)

大和田・宝篋印塔

大和田町1丁目の浅子家墓地に宝篋印塔があることをA氏に教えていただき、12月3日にA氏とSさんと私の3人で調査を行った。浅子家は大和田村の草分名主の家である。
宝篋印塔の、笠と基礎が残っていた。
笠は高さ18・5㎝、幅25.7㎝で、上部3段、下部2段である。上部には相輪を差し込む径7.5㎝、深さ6.4㎝の穴が空いている。隅飾突起は失われている。
基礎は高さ19・7㎝、幅27.2㎝で、2区画、上部2段である。基礎の一面に「應永□/年十月」他の一面に「時」と陰刻されている。□を何と読むかご教示いただきたい。
この宝篋印塔は、『埼玉県中世石造物調査報告書』(埼玉県教育委員会 平成10年3月)には記載されておらず、今回が初の報告である。

大和田の宝篋印塔は、1丁目・細沼家墓地にほぼ同時期の「明徳四年癸酉/正月十八日」(1393)(読みは前記『中世石造物報告書』による)銘のものがあり、場所も比較的近い。また、真福寺墓地内の細沼家墓地には、寛文七年十月九日(1667)のものがある。現在判明しているのはこの3基である。

061203_026   061203_022p  061203_019
浅子家墓地宝篋印塔

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細沼家墓地宝篋印塔

051103022w
真福寺・細沼家墓地

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