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2006年11月 1日 (水)

女性の苗字記載の地蔵

さいたま市北区土呂町2-84の阿弥陀堂に、女性の苗字が記載されている地蔵がある。この阿弥陀堂は明治の初めまで、浄職院(城職院)といった、新義真言宗の寺であった。
ここにある、「文政五壬午年十一月廿四日 土呂村中」(1822)建立の地蔵の基礎に、「村講中」として15名の姓名が記載されている。男性6名、女性9名である。
「吉田伊兵衛、同 又兵衛、秋山源左エ門、吉田幸吉、小嶌友蔵、秋山園吉、児嶌なべ、同 しも、田中つや、同 そめ、川嶌とよ、吉田つね、同 その、薄田しち、同 いそ」である。
この男性と女性は夫婦もいるかもしれないが、ほとんどはそうではない。この講は個人の意思で参加しているのか。
この「同」は同じ家の者なのか、ただ苗字が同じだけだったのか。同じ家の者だとするとどういう関係なのか。
この女性の苗字は嫁ぎ先の家の苗字なのか。

いろいろな研究材料を提供してくれる、珍しい地蔵である。

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