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2006年7月 4日 (火)

金剛院木造宝冠釈迦如来坐像

金剛院(さいたま市北区日進町1丁目758番地)に、さいたま市指定文化財の「木造宝冠釈迦如来坐像」が安置されている。

案内板には次のように記されている。

さいたま市指定文化財彫刻
 金剛院木造宝冠釈迦如来坐像
               指 定 昭和50年2月7日
  像 高 40・5㎝  髪 際 高 31・0 
  膝 張 28・2㎝  裳裾垂下長 5・4㎝
  製作年代 室町時代前期
 金剛院は真言宗のお寺で花台山大聖寺と号し、室町時代以前の開創といわれています。徳川家康が関東に移った翌年、天正19年(1591)に寺領4石を賜り、その後10石4斗に加増されました。宝冠釈迦如来坐像は、本尊に向かって左手厨子の中に安置されています。この像は寄木造で、髪を頭上に高く束ね結い上げ、衣のひだを煩わしいほどに形づくり、裳先を前面に垂らすなど、作風に宋元風の特色を持つ作品と思われます。像の前面は後世に塗り替えられていますが、背面は当初のままで、漆地の上に細長く切った金箔で文様を描いています。光背も塗り替えられていますが当初のままとみられ、透かし彫りのなかに上部中央に大日如来を頂き、左右に3躰ずつ空中を舞う天人が楽器を奏で、左右基部近くには、極楽にいるという想像の鳥(迦陵頻伽)が一対配されています。このように、この仏像は特異な形容であり、彫刻としても優れています。
 平成3年3月
                  さいたま市教育委員会

現状は、宝冠はみあたらない。
埼玉県には他に飯能市金錫寺、狭山市宗源寺、深谷市国済禅寺等にあるようだが、希な仏像である。

          060625004w

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