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2005年7月18日 (月)

朱印の印肉は何で出来ているのだろう。

7月15日の日経に「キトラの午 鮮明な朱色」という記事と写真が掲載され、午像の朱は「水銀朱とみられる」と書かれているのを見て、朱印の話を思い出しました。

少し調べてみましたら、一般に朱色といわれているものも厳密には「朱」と「丹」に分けられるそうです。

「朱」は水銀朱(硫化第二水銀)で、古代には辰砂を臼でつぶして取り出していたそうですが、大変高価で貴重なものだったようです。

「丹」にはベンガラ(酸化第二鉄)と鉛丹があるそうです。

古墳の壁画や遺体を覆っていた朱は水銀朱を使う場合と、ベンガラを使う場合があって、高松塚古墳壁画では場所によって使いわけていたそうです。

古代の朱色の印肉は鉛丹が中心で、御璽などはこれに水銀朱を加えて鮮やかな色にしていましたが、太政官の出す書類の印肉には水銀朱は加えなかったといわれています。

現在は水銀朱は水銀と硫黄を合成して作っているそうです。

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